Special technology
今まで不可能だったデザインが可能になる。
質感を変えることなく可能なメッキ。光を透けることが可能なメッキ。軟質材に追従する曲がるメッキ。角度で色が変化する干渉色メッキ。大型スパッタリング装置にて対応。単品からOK。今までに無かった、出来なかったデザインの表現が可能。マスキングによる部分メッキも可能。ガラスに樹脂にできるから金属でないものを金属に見せることも可能。
日翔工業がお届けするメリット
◆特大サイズ対応
・他社では、対応が出来なかった大型サイズ品の施工も可能です。
◆1個から対応
・単品試作も施工致します。 また、個人様の単品パーツからお受 けいたしております。
◆低価格
・設計より組み上げた完全オリジナル装置による創意工夫により、他社様より安い
◆短納期
・大型スパッタリング装置であり、一度に多くの施工が可能であるため早い
◆多・材質
・様々な素材に対応 金属・樹脂・ガラス・繊維・紙・軟質材など幅広い基材にメッキ
◆低い温度
・低温乾式により、熱ダメージ抑制できますのでフィルム成形品なども熱変形しません
◆形状
・オリジナル内部構造により通常スパッタリングでは困難な筒状などの立体形状品も可能
◆機能に優れた物質
・単金属だけでなく、酸化・窒化物や合金の成膜ができますので、きらびやかな装飾だけでなく多くの機能も備えた加工ができます。
独自スパッタリング技術について
弊社のスパッタリング装置は、低温乾式技術であるため基材にダメージを与えることなく、様々な基板材料(金属・樹脂・ガラス・セラミック・カーボン・紙・ゴムその他多数)の産業用製品から一般消費材まで幅広い加工法として使用され近年たいへん注目されております。特に弊社の装置は、通常のスパッタリング装置より施工サイズが大きいだけでなく円筒形状などにも均一に成膜できる工夫が成されているため従来、施工が困難であった形状品への施工が可能です。また、メタリックカラーにつきましては、塗装などは使用せず、光学技術を使用し色調表現をしています。単金属だけでなく、窒化物や酸化物、合金なども成膜できることも大きな特徴です。単品から量産まで幅広く対応させていただいておりますのでお気軽にお申し付けください。メタリックカラーの装飾から反射膜やナノ制御によるハーフミラーや角度により色が変化する干渉膜、チタンコーティングなどの保護、金属膜による導電パターン配線、紫外線カット、湿式メッキでは直接困難な機材へのコンタクトメタル、各種金属が持つ特有のメタル特性付加や電磁波シールド、アウトガス対策、熱反射、親水性、撥水性、曲がる追従性、マスキングによる部分スパッタリングなど幅広い分野での活用に非常に注目されている新技術です。新時代の薄膜技術にて御社のお力になります。 主に安定性に優れた不動態であるチタンなどの単金属、窒化物、酸化物を成膜しています。そのほかの物質もターゲットを準備し成膜することも可能です。
スパッタリングの原理
スパッタリングとは・・・
真空中に不活性ガス(主にArガス)を導入しながら基材とターゲット(成膜される物質:クロムやチタンなど)間に高電圧を印加して、グロー放電を発生させます。
それにより、プラズマ化された不活性ガス原子がイオン化されArプラスイオンを高速でターゲットに衝突させ弾き飛ばされたターゲット物質が基材に向かって勢いよく飛び成膜させる表面処理方法です。
一般的には、基板などの平面平板形状にしか成膜ができませんが弊社のオリジナル装置は円筒形状や立体形状品など様々な形状にも対応できます。また、サイズに関しましても卓上サイズと非常に小さなサイズが多いですが、弊社の装置はそれに比べ非常に大きく人が4人程度入れる大型装置であるため他社様で対応できないサイズもお任せ下さい。
スパッタリングのイメージ *実際はとても超精密ですが、わかりやすい例えです。
水たまりに石を投げ入れると、勢いよく水しぶきが飛び跳ねて周囲の物に付着します。
石=不活性ガス原子
水たまり=成膜させる物質
周囲の物=成膜させたい製品 また、不活性ガス(主にAr)と共に微量のO2・N2ガスをチャンバー内に流すことにより酸化物や窒化物の反応性スパッタリングを行うことができます。
1、乾式メッキに分類されます
ワークが電解液に浸からないので浸漬処理に不向きな物にも成膜が可能です。
仕上がりのイメージとしてはメッキ仕上げとほぼ同じの物を想像して頂ければ良いと思います。
2、単元素金属や金属化合物による機能膜が可能
クロム(Cr)やチタン(Ti)などの単元素金属膜は勿論の事、反応性スパッタによる酸化物膜、窒化物膜などを成膜することにより、カラースパッタリングが可能です。
3、低温スパッタで熱変形しない
ワークへの熱ダメージが極めて少ないので、熱に弱い樹脂製品にも成膜が可能です。
4、様々な素材に強い付着強度を持たせられる
ガラスや金属だけでなく、PC、PET、PP、ABS等の樹脂やセラミックなど色々の製品の素材に対して強い密着性を得ることが出来ます。
5、立体形状にも対応
板状のワークだけでなく、筒形状、棒形状の外周部や3次元の立体形状の物にも成膜が可能です。
6、成膜したくない部分は、マスキングで対応
マスキングを行った状態で成膜することにより、部分スパッタが可能です。
7、薄い金属膜が可能
シルク印刷や塗装で実現される膜厚なインクや塗料ではなく、薄膜の光沢金属層が形成できます。(下地の面粗度の質感がそのまま表面に出ます)
8、素通し~半透明~不透過が可能
膜厚をコントロールすることにより普通に見るとミラーに見えますが、見る角度によって光を透過するハーフミラー調の成膜が可能です。
9、最大ワークサイズ
ワークサイズ Φ1000×高さ1500mm内に収まる形状品 (Φ1200×2100mm 真空蒸着めっき加工対応)アルミホイルのような製品でも単品仕様なら可能です。
10、1個の単品物から量産まで対応
1個の試作からでも対応可能です。国内最大級クラスの量産大型バッチ装置であるので、
大量の量産制作も対応できます。また、大量のワーク処理が可能であるため成膜単価は非常に安くすることが可能です。
ハーフミラー&マジックミラー
光の反射と透過と屈折を利用した技術。 この技術を応用して 中にライトやモニターを設置し、点灯していない時は鏡のように見え、点灯している時は光が見える美術品やエンタメ演出、ライトカバーやシェード、スイッチカバー等に利用されている注目の技術です。
メッキなのに光が透ける
通常のメッキでは、光が透過するメッキはできません。しかし、ナノレベルでの膜厚コントロールができることで可能となります。透過率の調整ができますので、透け具合も自由自在です。写真は、円筒形状ガラスに成膜してある品ですが、鏡となり周りの風景が写りこんでおります。裏にライトやモニターを設置しON、OFFをさせればOFF時には鏡の状態です。
環境でイメージが変化する
ハーフミラーは、光が透ける現象を利用しておりますので透明な素材にメッキを施すことによりその利点が発揮されます。
光を遮ったときは、透けることなくミラーとなり遮りをやめるとまた透けて見える。内部の見せたくないものなどを隠したり、逆に光を内部より発光させてあげるなど様々なことが可能です。
ゴールドカラーメッキでもハーフミラー
ハーフミラー、マジックミラーといいますとシルバーを思い浮かべますがゴールド、パープル、ブルーなども可能です。カラーを付けることのよりまたかわったデザイン表現が可能です。
形状による意匠の向上
光が表面で反射したり、そのまま透けたり、曲がったりするわけですから形状による変化も楽しめます。
グラデーションカラーメッキでもハーフミラー
膜厚をナノレベルにてコントロールすることができます。また、他ではできない細かな範囲でのコントロールもできます。それらのことにより、例えばゴールドからパープルへそして、ブルーへ変化するグラデーションハーフメッキが可能。差別化をされるデザインには非常に向いております。
みる角度により下地の模様がみえる
立体形状にもハーフミラー加工ができますので、様々なデザインとの融合ができます。遠くからみるとメッキ調なのに、近くでみると下地に施された模様や文字がみることができる。そんないくつもの表現が可能です。
電源ボタンをスタイリッシュなデザインに
様々な商品に利用されているスイッチですが、高級感やデザイン性など新しいものが求められています。プラスチックではなく金属のようにみせてあげたい、ランプが点灯していないときには鏡のようなデザインになどが可能です。
ライトとドレスアップのダブル機能
カーデザインの業界でも、近年、非常に注目されている技術がハーフミラー。LEDライトの普及により外装から内装ドレスアップパーツに利用されるようになっています。また、クロムなどの環境対応が強い物質が利用されてきていることも注目すべき点です。チタンでのハーフミラーも可能です。
メッキ塗装とスパッタリングの違い
一般的にメッキ塗装は銀を使用しているため、腐食・硫化・酸化現象が発生しやすくその対策として、トップコートを厚く何層にも塗装することにより、防止しているのですが厚いトップコートにより透明度が落ちますので光の反射や屈折が変化し銀が本来もつ光の反射が損なわれ輝きを失ってしまいます。金属メッキとトップコートにより、膜厚が厚くなりますので素材にヘアーラインやブラストなどの加工や模様や文字などの彫りこみ加工が 消えてしまったりはっきり認識できなくなってしまうことがあり、メッキ塗装はメッキが素地にのっているだけでありトップコートにて押さえつけているため、 どこか一か所が剥がれてしまうとぼろぼろと剥がれ落ちてしまいます。
スパッタリングでは、チタンやクロムなど銀に比べて耐蝕性に優れた金属をアンダーコートなどの処理なく、直接素地に乾式メッキ加工します。
非常に強いエネルギーを持った分子レベルでの密着であるため強い付着強度を実現しますので、鍍金(めっき)塗装のように剥がれ落ちることがありません。
金属を素材に直接強く密着させるためトップコートなども必要ないですので、光の表面反射による透明感ある輝きとなり、 半透明・ハーフミラー・マジックミラー加工もできます。*薄膜のため素地の状態により変化します。薄膜加工でありますので、素地の微細な凹凸を消すこと無く表現でき風合いを活かす事ができるのです。
様々な素材に成膜できることも大きな特長で、金属・ガラスの他、紙・PC・PET・PPABS・アクリル等の樹脂・プラスチックやセラミック製品などの表面処理も可能です。
各種材質にコーティングできますので「こんな材質をめっきできないか?」などお気軽にご相談下さい。例)Ti+O2 酸化チタン
当社は装飾(加飾)にも力を入れており、中間色の表現・カラーバリエーションの点にも自信があります。耐蝕性、耐久性、密着性、薄膜性の部分において高品質のスパッタリングが有利です。また、機能膜の付加が可能です。
メッキ塗装・・ 銀鏡メッキ塗装
スパッタリング・・スパッタ膜+(トップコート)
*メッキ塗装は、ワーク形状、ワークサイズの制限などにおいてはスパッタリングメッキと比較しますと優位性があるケースがあります。
・真空蒸着めっきとスパッタリングの違い
真空蒸着は、簡単に説明しますとやかんでお湯を沸かすときに蒸気が発生し、湯気が天井に付く現象と似ています。 ですから、雪が積もるイメージのように基材に乗っているだけでありアルミ蒸着だけでは、非常に付着強度が弱いですので、そのことをカバーするためにアンダーコートで補助し、トップコートにて色付け保護します。よって、塗装によるゆず肌の発生やブツ不良などが発生することがあります。また、有機溶剤(塗料)による環境への影響もかんがえられます。スパッタリングは、真空蒸着とは手法がことなります。
金属はもちろんガラスや紙・PC・PET・PP・ABS・プラスチック樹脂やセラミック製品などの表面処理が可能です。分子エネルギーは、真空蒸着の100倍ありますので、アンダーコートを施さなくても付着力があります。金属膜を直接、成膜しますのでトップコートも基本的には必要ありません。*一部素材の保護には、行うことがあります。対候性付加。成膜の安定性があり、より精密で細かい条件設定が可能であるため透けるハーフ調(半透明)やハーフミラーが表現できます。 干渉膜、吸収膜の付加もできることから、幅広いカラーバリエーションをお選びいただけます。 また、ターゲットを変更することにより、様々な材質をコーティング出来ますのでこんな材質を成膜出来ないかなどお気軽にご相談下さい。例)Ti+TiN+TiO など
スパッタリングは、真空蒸着よりも緻密で均一な成膜が可能。また、酸化膜や窒化膜などの機能膜の付加が可能です。
これら多くの機能を付加できます。
耐候性、高密着、親水性、耐摩耗性、防汚性、平滑性、抗菌性、絶縁性、緻密性、
耐熱性、透明性、防曇性、防水性、耐食性、防錆性、持続性、UVcut、光触媒、
撥水性、乾式、金属膜、カラーメッキ、高反射、導通性、導電性、ガスバリア、
光透過、低温、追従性、超精密、摺動性ハーフミラー、紫外線カット、
電磁波シールド、光触媒、コンタクトメタル、保護、花粉対策、消臭、
メタル特性、耐蝕などの機能膜がスパッタリングにて付加できます。